神奈川県相模原市の再建築不可物件・崖地物件の買取・売却事情!

2024年08月29日

人口が多くて都市として栄えている一方で豊かな自然も感じられる相模原市。東京のベッドタウンとして発展してきて、神奈川県内でも人気のあるエリアの一つです。不動産需要も高そうに思えますが、再建築不可物件や崖地物件の場合はどうなのでしょうか?

この記事では相模原市の不動産事情や再建築不可物件・崖地物件の現状について解説します。市内で再建築不可物件を所有されている方、相続したり購入したりしたのはいいものの活用しきれずに困られている方は必見です。

目次

相模原市の地域の特徴と不動産情報

相模原市は神奈川県北部に位置する街で、東京都や山梨県と接しています。政令指定都市で人口は70万人であり神奈川県内では横浜市、川崎市に次いで3番目です。かつては軍都として発展してきましたが、東京の都心や横浜まで電車で30分超でアクセスできる立地から、戦後はベッドタウンとして発展してきました。

一方で、市内には丹沢山地と呼ばれる数々の山がそびえ、相模湖や津久井湖などの水資源にも恵まれ、自然が感じられる地域でもあります

少子高齢化で人口が減少し続ける自治体が多いですが、相模原市は増加を続けており、地価も上昇基調にあります

再建築不可物件・崖地物件などのトラブルのある物件は売却可能?

人口が増加しており今後の発展も望める相模原市ですが、再建築不可物件・崖地物件となるとやはり売れにくいのが実情です。こうした物件は建て替えや増改築ができないため物件が自由に活用しづらく、加えて築年数も古い傾向があるため、どうしても値段がつきにくくなってしまいます

周辺の一般的な物件の7割~半値で売れればまだいいほうで、売りに出してもまったく売れない、そもそも不動産会社に相談しても取り合ってくれないといったケースも珍しくありません。

相模原市に限らず、再建築不可物件・崖地物件を売却するのは至難の業といえます。

再建築ができる状態にする

そもそも再建築不可物件とは建築基準法に定められた接道義務を満たしておらず、建築許可が下りない物件のことを指します。逆にいえば再建築可能な状態にすれば一般的な物件と同じように売ることは可能です。

たとえば接している道路の幅が狭い場合は敷地の一部を道路として行政に明け渡すセットバック、接している道路が私道であるのであればそれを建築基準法上の道路として指定してもらう位置指定道路申請、空き地や公園、緑地、農道など道路の代わりとして使える土地や道に接している場合は但し書き道路申請などを行うことで、接道義務を満たすことができます。

また、接道義務を満たしている土地に接しているのであれば、隣地を購入して合筆するという方法も可能です。

しかし、いずれも手間や費用がかかる上、必ず成功するわけではないことには注意が必要です。わざわざこれらの方法をとってまで売却するのはあまり現実的とはいえません。

売却までのステップ

莫大な手間や費用をかけてまで普通の不動産と同じように売却するよりは、売値が安くなってしまってもそのまま売却してしまったほうが、トータルでは利益が得られる可能性があります。

再建築不可物件をそのまま売却する方法としては、不動産仲介会社を通じて一般の方に売るというものが挙げられます。しかし、前述のとおり再建築不可物件は資産価値が低いとみなされるためなかなか売れにくいです。

先ほどご紹介した方法とは逆に、隣人に売却するという方法もあります。合筆してもらえば一般的な物件と同じように使用することが可能です。ただし、隣人が土地を欲しがっていることが前提となります。

不動産仲介会社ではなく不動産買取業者に売却するという方法もあります。買い手はその業者となるため、確実かつスピーディーに再建築不可物件を売却したいということであれば一番おすすめの方法といえます

崖地物件を売却する方法

崖地物件とは崖の上もしくは下に物件があるために接道義務が満たせていない物件のことを指します。特に相模原市は山地が多いため、こうした崖地物件も散見されます。こちらもやはり接道義務を満たすことで普通に売却することは可能です。

崖の上に建物がある場合は、崖上もしくは崖下の道路に対して間口を設けて接道します。崖の下に物件がある場合は崖上に駐車場を設けて接道するという方法もあります。しかし、いずれも数千万円単位で工事費が必要となるため、やはり現実的な方法ではありません

崖地物件に関しても不動産仲介会社に売却するか不動産買取会社に直接売るという2通りの方法があります。

やはり崖地物件に関しても仲介で売るのはなかなか厳しいのが実情です。売れずに何ヶ月も放置されてしまう、話すら聞いてもらえないといったケースも少なくありません。不動産買取会社であれば買い取ってくれる可能性はあります。

しかし、崖地物件の取り扱いに慣れていない会社、販路がない会社は相談をしても断られてしまう可能性も高いです。再建築不可物件や崖地物件、その他トラブル不動産の取引に慣れている会社を選びましょう

相模原市の再建築不可物件の売却を諦めているあなたへ

人口が増加していて不動産需要が比較的高い相模原市内であっても、再建築不可物件・崖地物件となるとどうしても売れにくくなってしまいます。

しかし、諦めるのはまだ早いです。不動産仲介では売れなくても、不動産買取会社に相談すれば買い取ってくれる可能性はあります

特に再建築不可物件や崖地物件の取引実績が豊富な会社、訳あり物件の取引に特化していることをアピールしている会社であれば、ノウハウや販路が充実しているので、高値で買い取ってくれる可能性も高いです。

仲介に出しても全然買い手が見つからないという方は、ぜひ不動産買取という選択肢も試してみましょう。

緑が多い土地柄、湖近くの物件もトラブル不動産売却センターなら買取可能!

すべての再建築不可物件・崖地物件が売れない、安値しかつかないというわけではありません。たとえば通勤・通学に便利な駅近く、商業施設が立ち並ぶ幹線道路沿い、あるいはロケーションがよくてリゾート需要が見込める山や湖の近くの物件であれば、高値で売れる可能性も十分にあります。

再建築不可物件・崖地物件の売却でお困りであれば、トラブル不動産売却センターにご相談ください。神奈川県内におけるトラブル不動産取引の実績は30年以上。その間に培われた物件活用ノウハウと販路があるから、どんな物件でも好条件で買取可能です。特に立地がいい物件、好ロケーションな物件であれば、再建築不可物件・崖地物件でも驚くような値段がつく可能性があります。

ぜひ、「売れないから」と諦める前に、私たちにご相談ください。

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