[連載特集]神奈川県のトラブル不動産事情が丸分かり！

2022年12月15日

連載企画

トラブル不動産売却センターでは神奈川県でさまざまなトラブルを抱えている物件を所有されている方に対して有益な情報を発信しています。神奈川県という地域に密着し、長年トラブル不動産を扱ってきた専門家だからこその、独自の知見や視点を盛り込んだコンテンツとなっています。

再建築不可物件や崖地物件、事故物件、共有持分物件などでお困りの方はぜひ参考にしてください。きっと解決につながる何らかのヒントが見つかるはずです。

トラブル不動産とは

トラブル不動産とはその名のとおり何らかのトラブルを抱えた不動産のことを指します。再建築が法的に認められていない再建築不可物件、崖の近くに建っている崖地物件、物件内で自殺や他殺などで人が亡くなった事故物件、複数の所有者が存在する共有持分などさまざまです。

トラブル不動産は維持費がかかる、賃貸などの活用がしづらい、売れないか売れたとしても二束三文にしかならないなど、さまざまなデメリットがあり、手に持て余している方が非常に多いです。

不動産関係で失敗する人

不動産関連で失敗する要因は知識不足です。しかし、知識がないことが悪いことではありません。不動産業界は非常に競争が激しい世界。さまざまなノウハウをもち、いろんな経験をしてきた猛者がたくさんいるので、本業としているプロに知識で勝つのはほぼ不可能です。特に悪徳業者は一般の方の盲点を突いてきます。その結果、トラブル不動産を高額で買わされるケースが多いのです。

相続も典型的な失敗の原因と言えます。「タダで不動産が手に入るから」となんとなく不動産を相続した結果、トラブルを抱えている物件であることが判明する事例が非常に多いです。事前にしっかりと見極めた上で不動産を相続するか、手放すかを判断する必要があります。

神奈川県の土地にみる不動産事情

日本の首都である東京にも近く、県内にも横浜市や川崎市などの大都市を擁する神奈川県。地価が高く、県内に不動産を持っていたら勝ち組というイメージもあるかと思います。しかし、現実はそれほど甘くありません。県内では年々地価が下がり続けています。郊外はもちろん、大都市圏でも住宅地は下落傾向です。

さらに、昔ながらの住宅街では法律的に再建築が認められていない再建築不可物件も少なくありません。沿岸部では条例にもとづいて擁壁工事などを行わなければならない崖地物件も多いです。他にも事件や事故によって入居者が亡くなってしまえば不動産が事故物件化するリスクがあります。結婚されている方は離婚によって自宅が共有持分物件になることもあります。

とはいえ、神奈川県はやはり人気が高いエリアであり、他の地域と比べると地価はまだまだ高いです。特に都心や海が見える沿岸部の不動産は高値で売れる可能性もあります。