2023年08月08日
厚木市は神奈川県の中央部に位置する特例市です。交通の便が良くほどよい自然も感じられる住みやすい街で、特に本厚木駅周辺エリアは人口増加し続けています。
不動産も高値で取引されている傾向がありますが、再建築不可物件はどうでしょうか?この記事では厚木市の再建築不可物件を所有されている方、相続などで手に入れられた方のために、厚木市の再建築不可物件事情や好条件で売却するポイントについてご紹介します。
目次
厚木市の土地柄と不動産における強み
神奈川県のちょうど真ん中に位置する厚木市。高度経済成長期から人口が増加して発展し続け、約22万人が住んでいます。財政力指数は神奈川県内で1位、全国でも5位で、非常に豊かな街です。近年では潤沢な財政力を活かして子育て支援に力を入れていて、「共働き子育てしやすい街ランキング2021」では全国で5位にランクインしました。
特に小田急電鉄本厚木駅からは横浜まで約35分、東京都心まで1時間でアクセスできて交通の便も良く、駅周辺も商業地として栄えているため、非常に人気のエリアです。そのため、本厚木駅周辺の不動産は非常に高値で取引されています。
ただ、厚木市内は人気が本厚木周辺に偏っているのが現状です。少し駅から離れると再建築不可など訳あり物件ではない普通の物件も極端に物件の相場は下がってしまう傾向があります。
本厚木の再建築不可物件の買取事例
- 物件情報|30坪(一軒家)本厚木駅付近(駅から徒歩5分)
- 再建築不可の原因|接道義務違反(間口2m未満)
本厚木駅周辺で接道義務違反によって再建築不可となってしまった物件の所有者の方からのご相談事例です。もともと物件はご両親が購入されたのですが、地元の不動産会社から通常物件と騙され、周辺相場と遜色がない額で買わされてしまったそうです。そのため、相談者の方も建て替えができ売却時にも周辺相場で売れるだろうと思われ物件を相続されました。
しかし、いざ売却しようとしたところ買取業者にはほぼ断られて、仲介会社からは「住宅ローンが使えないから誰も買わないよ」と言われてしまったそうです。そこで、地元の厚木から足を伸ばして買い取ってくれそうな不動産会社を探し続け、トラブル不動産売却センターにたどり着かれました。
今回のポイントは本厚木駅から徒歩10分圏内にあったこと。前述のとおり駅周辺エリアは非常に人気が高いため、再建築不可物件でも高く買い取らせていただきました。ご相談者様からも「担当の清水さんの対応が非常に良く、安心して売却ができた」というコメントを頂戴し、喜んでいただけました。
厚木市内の不動産流通状況は極端で、本厚木駅周辺は非常に人気がありますが、それ以外は値段がつきづらいです。仮にもう少し駅から離れていたら、買取価格も大幅に下がっていたでしょう。
物件がどれくらいで売れるか?気になっているのであれば、ぜひ一度ご連絡ください。
再建築不可物件・崖地物件の場合は売却できる?
本厚木周辺エリアは非常に人気が高いのですが、それでも再建築不可物件・崖地物件はどうしても一般の物件と比較すると買取価格が下がってしまう傾向があります。また、駅から離れてしまうとほぼ売却は絶望的です。
しかし、まったく売れないかというとそういうわけでもありません。再建築不可物件・崖地物件でも売却する方法はあります。ここからは厚木市で再建築不可物件・崖地物件を売却するポイントについて見ていきましょう。
再建築可能にして売却する方法4選
再建築不可物件でも再建築可能な状態にすれば、一般的な物件と同じように売却することが可能です。そもそも再建築不可物件とは建築基準法で定められた「建物の敷地は幅員4m以上の建築基準法上の道路に2m以上接していなければならない」という接道義務を満たしていない物件のことを指します。接している道路が狭い、接道面が足りない、まったく道路に接していない場合、建築許可が下りないので建て替えや増改築などができないのです。
接道義務を満たして再建築可能な状態にするためには、私道を建築基準法上の道路として認めてもらう位置指定道路の申請、土地を後退させて道路幅を拡げるセットバック、接道義務を満たしている隣地を買収して合筆する、接している私道や空き地、公園などを建築基準法上の道路の代替として認めてもらう但し書き道路申請などの方法があります。
しかし、いずれも莫大な手間とコストが必要です。物件が売れたとしても、売却して得た利益に見合わない可能性があります。また、これらの方法を試みても必ずしも建築可能な状態にできるとは限りません。いずれも難易度はかなり高いと考えておいたほうがよく、仮に売却を考えられているのであれば、そのまま売ってしまったほうが得策です。
売却する方法4選
- ①位置指定道路を申請
- ②セットバックを行う
- ③お隣の土地を買う
- ④但し書き道路を申請
再建築物不可物件のまま売却する方法3選
再建築不可状態のまま物件を売却する方法としては「隣人へ売却する」「不動産仲介で売却する」「不動産買取業者に売却する」という3通りがあります。
隣人に物件を買い取って合筆してもらえば、接道義務を満たすことができて、通常の物件と同じように再建築が可能となります。しかし、隣人に物件を買い取ってくれる意思があることが前提です。
不動産仲介会社を通じて第三者に売却するのは不動産取引の一般的な方法ですが、再建築不可物件の場合は売りに出したとしてもなかなか買い手が現れずに何年も売れ残ってしまう可能性があります。そもそも、仲介会社から話すら聞いてもらえないというケースも少なくありません。
不動産買取業者に売却すれば、スムーズに・確実に売却することができます。買い手はその業者となるためです。しかし、一般的な業者に売却しようとしても断られてしまう可能性があるため、再建築不可物件の取り扱いに慣れた業者を選ぶことが大切です。
売却する方法3選
- ①隣家へ土地もしくは物件売却
- ②不動産仲介で売却
- ③不動産買取業者に売却
崖地物件の売却方法4選
崖と隣接していることで接道義務が満たせていない崖地物件を再建築可能な状態にするためには、接道工事を行う必要があります。物件が崖上にあるのであれば、近くの道路まで道を造って間口を設けます。崖下に建物がある場合は、崖上に駐車場などを造って間口を設ける方法があります。ただし、いずれの方法も莫大なコストがかかり、数千万円の工事費が必要です。
再建築不可状態のまま売却する方法としては、不動産仲介会社を通じて売る方法と、不動産買取業者に売却する方法の2とおりがあります。やはり崖地物件に関しても仲介では非常に売りにくいのが実情です。不動産買取業者であっても崖地物件の場合は買取を断られる可能性があります。崖地物件の取引に慣れた業者を探すことが大切です。
4選
- ①接道工事を行う~道路を作るケース~
- ②接道工事を行う~家が崖下にあるケース~
- ③不動産仲介で売却
- ④不動産買取業者に売却
厚木市の再建築不可物件売却をご検討の方へ
厚木市内で再建築不可物件や崖地物件の売却でお困りなら、トラブル不動産売却センターにぜひご相談ください。弊社では再建築不可状態であっても好条件で買い取らせていただきます。特に本厚木駅周辺(駅から徒歩10分程度)の物件の場合は査定額を優遇し、どこよりも高額な金額で買い取らせていただく自信がございます。
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