横須賀市の再建築不可物件・崖地物件の買取・売却事情!

2024年01月04日

神奈川県南東部、三浦半島に位置する横須賀市。黒船来航の地でありかつては軍港都市として栄え、現在でもその名残が多く残っています。加えて戦後は東京や横浜のベッドタウンとしても発展してきました。都心へは電車で1時間と交通の便が良く、海に近いため自然も感じられ、暮らしやすい街だといえます。

ただ、再建築不可物件や崖地物件となると、どうしても売却が難しくなってしまうのが実情です。この記事では横須賀市内の再建築不可物件・崖地物件が売れなくて困られている方、相続や投資用物件として入手したものの使い道がなくて困られている方のために、賢い売却の方法についてご紹介します。

目次

横須賀市の土地柄の特徴、不動産における強み

横須賀市が位置する三浦半島は山が多く、市内の広いエリアが急傾斜地となっています。そのため見晴らしが良く海が望める高台には高級住宅街が数多く存在します。高台でかつ駅や商業施設が集まる国道に近い不動産は高値で売れる可能性があります

しかし、近年日本では少子高齢化による人口減少が進んでおり、横須賀市も例外ではありません。2000年には43万人近くだったのが2023年には37万人に。20年間でおよそ7万人の人口が減り、横須賀市内では空き家が増えています。当の横須賀市もそうした現状は認めていて、今後は仕事や観光、レジャーなどによる「交流人口」を増加するような政策に舵を切っているそうです。とりわけ中古住宅市場は供給が過剰となっていて、上記のような高台にある物件、利便性に優れた物件以外はなかなか高値がつかないのが実情といえます

再建築不可物件・崖地物件の場合は売却できる?

以上のように一般的な物件でも立地が良くない限り好条件での売却は難しいというのが現在の横須賀の偽らざる不動産事情です。再度新築や増改築ができない再建築不可物件や崖地物件ならなおさらで、まず期待するような値段で売却するのは叶いません。二束三文でも売れたらいいほうで、場合によっては不動産会社に門前払いをされたり1年以上経ってもまったく売れなかったりということもあり得ます

横須賀市内の再建築不可物件・崖地物件で少しでも値がつくとしたら、横須賀駅や横須賀中央駅などの駅から徒歩10分圏内のエリア、もしくは商業施設が集まる国道沿いやロケーションが良い海沿いでかつ駅から近い物件くらいです。

ただし、上記以外のエリアにある物件でも、以下のような方法をとれば売却できる可能性はまだ残っています。

建て替えられるようにする

再建築を可能にする方法
位置指定道路申請を出す隣地を買取る
セットバックを実行但し書き道路の申請を出す

再建築不可物件が売れない理由は再建築できないからに他なりません。逆にいえば、再建築できる状態にすれば、一般的な不動産と同じように売れる可能性は十分にあるのです

再建築不可物件は建築基準法に定められた接道義務を満たしていないために建築許可が下りない状態となっています。自分の敷地の一部を行政に明け渡してそれを道路にしてもらう「セットバック」、隣接する私道を建築基準法上の道路として扱ってもらうよう申請する「位置指定道路の申請」、広大な空き地や緑地、農道などの空間を道路の代わりとして認めてもらうよう申請する「但し書き道路申請」といった方法があります。

また、隣地が接道義務を満たしている場合、隣人から土地を買い取って合筆することでも再建築が可能です。

ただし、いずれの方法においても手間とコストがかかるため、仮に売却ができたとしても割に合わない可能性が高く、正直おすすめはできません

売却できる先は?

再建築不可物件を売却する方法
隣人に売却する不動産仲介を活用不動産買取業者へ売却

再建築不可物件をそのまま売却する方法としては「隣家へ売却する」「不動産仲介で売却する」「不動産買取業者に売却する」という3つが挙げられます。

隣人に物件を買い取って合筆すれば、一般の物件と同じように再建築ができるようになります。隣人には土地を広くできる、仲介手数料を負担する必要がないといったメリットがあります。ただし、隣人と交渉する必要があること、そもそも隣人に物件を買い取る意向がないと成立しないことが難点です

不動産仲介は不動産取引の中でも一般的な方法といえ、再建築不可物件・崖地物件も仲介で売ることができます。しかし、先ほどもご説明したとおり、不動産会社の担当者に話しすら聞いてもらえない、売りに出してもまったく売れないということもよくあるため、かなり難しいのが現実です

再建築不可物件は不動産買取業者に直接売却するのがおすすめといえます。売り先はその業者となるため、仲介と比較しても売却までのスピードが短く、確実性も高いです。ただし、再建築不可物件の扱いに関するノウハウがない業者に相談した場合は、やはり断られる可能性があります。また、契約不適合責任を盾にして売却後に「瑕疵が見つかった」などと難癖をつけて賠償金や減額を要求してくる悪徳業者も一部存在しますので注意が必要です

崖地物件を売るには?

崖に接している崖地物件も再建築不可物件と同様に建築許可が下りず売却が難しいケースがあります。崖上に物件がある場合は、近隣の道路に対して通路を敷いて間口を設けることで接道義務を満たせる可能性があります。崖上に物件がある場合は、崖上の道路に接するように駐車場などを設け、そこから物件内に出入りできるようにすることで接道義務を満たせる可能性があります。しかし、いずれの方法においても莫大な工事費が必要となるため、やはり現実的な手段とはいえません

崖地物件を売却する先としては、やはり隣人、不動産仲介、不動産買取業者のいずれかとなります。隣人や不動産仲介では売れない可能性も高いです。おすすめなのは不動産買取業者への売却ですが、悪徳業者には十分注意しましょう

横須賀市の再建築不可物件売却、諦めるにはまだ早い!

以上のように再建築不可物件・崖地物件を売却するのは非常にハードルが高いです。しかし、まだ諦めないでください。トラブル不動産売却センターなら、再建築不可物件・崖地物件であっても高値で買い取り可能です。横須賀市をはじめ神奈川県で30年間訳あり物件に特化した取引を行ってきたため、どんなトラブルを抱えている不動産でも、それを解消する自信があります。トラブル不動産取引の専門家をはじめ、弁護士や司法書士、税理士などとも提携して、スムーズな売却をサポート。プロである不動産会社からも相談が来るほど業界では名が知られています。

「仲介での査定額が二束三文にしかならなかった」「どれだけ頑張ってもまったく売れない」「どの不動産業者に行っても話しすら聞いてもらえない」……そんなお悩みをお持ちの再建築不可物件・崖地物件オーナー様は、ぜひ私たちにご相談ください。

当社なら!海が見える物件、駅周辺、国道沿い物件に高値がつく!

再建築不可物件・崖地物件でも駅から徒歩10分以内のエリア、商業施設が多い国道沿いのエリアであれば、好条件での買い取りが可能です。さらに、海が見える物件はリゾート需要が高いため高値がつくこともあります。実際に「こんな値段で売れるとは思わなかった!」「再建築不可なのにこんなにも高く売れるの?」と驚かれたオーナー様も少なくありません。もちろん、上記以外の物件であっても他社より好条件で買い取らせていただきます。

査定した金額で買い取りを保証する「買取保証」つきなので、後から金額が変わることはありません。契約不適合責任は免責なので安心です。最短即日のうちに代金をお支払いさせていただきます。

横須賀市内の再建築不可物件・崖地物件はぜひ一度、弊社で査定をされることをおすすめします。

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