2024年03月18日
神奈川県の中央南部に位置する大磯町。相模湾に面しておりビーチが広がっている一方で、町域の65％が大磯丘陵となっている、起伏が激しい土地でもあります。非常に自然が豊かで、かつては宰相や要人の別荘地・避暑地となっていました。現在でも市内には富裕層の別荘や企業の保養所、ホテルやレジャー施設、海水浴場などがあり、リゾート地として人気です。
今回は大磯町に再建築不可物件・崖地物件を所有していて売却にお悩みの方、相続したり手に入れたりしたのはいいものの活用に困られている方のために、大磯町の不動産事情や再建築不可物件・崖地物件の活用方法についてご紹介します。
目次
大磯町の土地柄と不動産における強み
大磯町は上記のようにリゾート地として知られており、近年では住宅地として発展してきたため人気のエリアのように思われます。確かに交通の便がいい駅周辺や商業施設が集まる国道沿いの物件、あるいは海沿いのリゾート物件などは高値がつく可能性はあります。
しかし、大磯町全体を見れば正直なところ不動産需要はそれほど高くありません。神奈川県の他の地域と比較すると都心までのアクセスに時間がかかってしまうことと、商業施設が少ないこともあって、どうしても他の地域と比較すると見劣りしてしまう傾向があるのです。
それに加えて空き家の多さも不動産価格の下落の一因となっています。大磯町内でも空き家が増えており、行政も「大磯町空家等対策計画」を立てて空き家の予防や適切な管理、利活用の促進などのさまざまな対策をとってはいますが、不動産は供給過多の状態です。
再建築不可物件・崖地物件の場合は売却できる？
以上のように大磯町では利便性が高い駅や国道周辺の物件、リゾート物件でない限り不動産の高値売却は非常に難しいと言わざるを得ません。空き家対策が進み、中古物件として市場に出回れば、さらに価格が下落すると考えられます。
建て替えやリフォーム、増築などができず自由度が低い再建築不可物件・崖地物件はなおさらです。大磯駅から徒歩10分圏内、もしくは国道沿いなど、よほど条件が良くない限り、売却は困難を極めるでしょう。
建て替えられるようにする
| 再建築を可能にする方法 | |
|---|---|
| 位置指定道路申請を出す | 隣地を買取る |
| セットバックを実行 | 但し書き道路の申請を出す |
再建築不可物件を一般的な物件と同じように売るためには、再建築可能な状態にしなければなりません。幅員4m以上の私道に接していれば、それを道路として指定してもらう「位置指定道路」という方法があります。接している道路の幅員が狭い場合は、敷地の一部を行政に明け渡して道路にする「セットバック」をすることで、接道義務を満たすことが可能です。
他にも接道義務を満たしている隣地を買い取って合筆する、広大な公園や空き地、緑地、農道などが隣にあれば、それらを「但し書き道路申請」して道路とみなしてもらうなど、方法はさまざまあります。
しかし、いずれも煩雑な手続きが必要で費用もかかるため、あまり現実的な方法とはいえません。
売却できる先は？
| 再建築不可物件を売却する方法 | ||
|---|---|---|
| 隣人に売却する | 不動産仲介を活用 | 不動産買取業者へ売却 |
再建築不可物件の売却先としては主に「隣人」「不動産仲介」「不動産買取業者」の3つが挙げられます。
隣人への売却は一番手っ取り早いです。前述のとおり、再建築不可となっている敷地であっても、接道義務を満たしている土地と合筆すれば、再建築が可能となります。ただし、隣人に土地を購入したいという意向があることが大前提です。
不動産仲介会社を通じて物件を売却するという方法もあります。ただし、買い手がなかなか見つからないという点と、売却先は一般人であるため売り手に契約不適合責任が発生して物件に瑕疵がある場合は損害賠償や減額などの請求がなされるリスクが高いという点が難点といえます。
不動産買取業者に物件を直接買い取ってもらえば、確実かつスピーディーに売却することが可能です。ただし、契約不適合責任を盾に金銭の支払いや減額などの要求をしてくる悪徳業者も存在するため注意しましょう。好条件で売却するためには再建築不可物件の取り扱いに慣れている業者を選ぶことが重要です。
崖地物件を売るには？
崖に接している崖地物件については、物件が崖下にあるか崖上にあるかによって変わってきます。崖下にある場合は近隣の道路に間口を設けることで接道義務を満たすことが可能です。崖上にある場合は、崖上側の敷地に駐車場を設けて接道させるという方法があります。ただし、いずれも数千万円単位の莫大な工事費用がかかる可能性があるため、現実的な方法とは言いづらいです。
そのまま売却する方法としては、不動産仲介会社を通じて売るという方法があります。ただし、やはり買い手が見つかる可能性は低いです。確実に売却する方法としては不動産買取業者の利用がおすすめですが、業者の見極めが重要となってきます。
大磯町の再建築不可物件売却、諦めるにはまだ早い！
大磯町の再建築不可物件・崖地物件はどうしても売りづらいのが現実です。実際に査定に出してみたけど断られてしまった、安値しかつかなかった、あるいは売りに出したけど1年以上売れなかったという経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、あきらめるのはまだ早いです。トラブル不動産売却センターにお任せください。弊社は神奈川県の再建築不可物件・崖地物件などのトラブル不動産の買い取りに特化して取引を行っております。豊富な物件活用のノウハウと充実した販売網で、他社では実現できないような好条件での買い取りも可能です。
実際にこれまでも数多くのトラブル不動産を高値で売却していただき、多くの方から喜んでいただけました。
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特に駅前（徒歩10分圏内）や商業施設が多く集まる国道沿いの物件は非常に人気で高値がつく可能性があります。また、海に近くロケーションが良い物件は企業や富裕層からのリゾート需要が高いため、再建築不可物件や崖地物件であっても、驚くような高値がつくケースも少なくありません。これらの物件を所有されているなら、ぜひ一度弊社にご相談ください。もちろん、これ以外の物件も大歓迎です。
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