2024年04月22日
三浦半島の最南端に位置する三浦市。海に囲まれ、山も近く、自然が感じられる街です。一方で起伏が激しい地形も相まって市内には再建築不可物件や崖地物件も散見されます。
この記事では三浦市内の再建築不可物件・崖地物件を所有されている方、相続された方、投資用物件として手に入れられた方のために、売却のポイントについてご紹介します。
目次
三浦市の土地柄と不動産情報
三浦市は神奈川県の東南部、三浦半島の最南端に位置します。三方が海に囲まれ、市内の大多数が三浦丘陵となっており、自然が身近に感じられる街です。漁業が盛んで、特に三崎港ではマグロが水揚げされることで有名です。市内には自然を感じられるスポットが数多くあり、休日は観光やレジャーを楽しまれる方が多く訪れます。
落ち着いた雰囲気で美しい風景が楽しめる三浦市ですが、少子高齢化や若者の都心への流失の影響で人口が減少しており、神奈川県では2番目に人口が少ない街となっています。地価も2008年頃から下落しており、今後もこの傾向は続くものと思われます。
再建築不可物件・崖地物件の場合は売却できる？
地価が下降傾向にある三浦市。再建築不可物件や崖地物件となると、売るのは相当難しいのが実情です。そもそもこれらの物件は接道義務を満たしていないために建築許可が下りない状態にあります。建て替えや増改築ができないため物件活用の自由度が低く、一般的な不動産と比較するとどうしても資産価値が低いとみなされます。
再建築不可物件を売りに出しても全然売れない、安値しかつかないというケースもよくあることで、不動産会社に査定を断られてしまったというオーナー様も少なくありません。
利便性が高い駅や国道の近く、あるいはリゾート需要が高い沿岸部なら話は別ですが、再建築不可物件や崖地物件はまず普通の不動産と同じように売ることは不可能です。
再建築不可物件を建て替えられるようにする
| 再建築を可能にする方法 | |
|---|---|
| 位置指定道路申請を出す | 隣地を買取る |
| セットバックを実行 | 但し書き道路の申請を出す |
接道義務を満たして再建築不可状態を解消さえすれば、再建築不可物件でも普通の物件と同じように売れるようになります。
接している道路が狭い場合は、自分の土地をセットバックしてその分を道路にすることで、接道義務を満たすことが可能です。私道に接している場合は位置指定道路申請を、空き地や緑地、農道などが接している場合は但し書き道路申請を行い、道路の代替として認めてもらうこともできます。隣の土地が接道義務を満たしているのであれば、隣人からその敷地を買い取って合筆するという方法もあります。
しかし、これらの方法はいずれもかかる手間やコストは莫大です。これで仮に再建築不可物件が売れたとしても、払った労力や費用に見合った結果が出るとは限りません。
売却する手立ては？
| 再建築不可物件を売却する方法 | ||
|---|---|---|
| 隣人に売却する | 不動産仲介を活用 | 不動産買取業者へ売却 |
再建築不可物件を売るには不動産仲介会社を通じて売却するという方法が挙げられます。ただし、買い手がなかなか見つからないケースがほとんどです。仲介会社もさじを投げて数年間放置されるという事例もありました。
隣人に売却するという方法もあります。前述のとおり、再建築不可物件であっても接道義務を満たした敷地と合筆すれば再建築可能となります。ただし、隣人が敷地を欲しがっていることが大前提です。また、足元を見られて買い叩かれてしまうケースも考えられます。
不動産買取会社に売却するというのも一つの有効な手段です。業者が直接物件を買い取ってくれるので、買い手を募ったり交渉したりする手間や時間はかかりません。立地が良ければ高値での買い取りも期待できます。ただし、なかには契約不適合責任を理由に、「不具合が見つかったから」と売買契約成立後に減額や金銭の支払いなどを要求してくる業者もいますのでご注意ください。
崖地物件を売却するには？
崖地物件を再建築可能な状態にする場合も、やはり接道義務が肝となります。物件が崖下にある場合は崖上に駐車スペースなどを設けて接道させる、崖上に物件がある場合は近い道路に間口を設けるという方法があります。しかし、いずれも莫大な工事費がかかるため、赤字になってしまうリスクが高いです。
崖地物件を売却する方法としては不動産仲介会社を通じて売りに出すか不動産買取会社に売却するかのいずれかになります。やはり崖地物件に関しても同様で、仲介で売りに出しても買い手がなかなか見つからないのが実情です。
三浦市の再建築不可物件の売却、諦めてはいませんか？
残念ながら再建築不可物件や崖地物件はまず普通の不動産と同じように売るのは不可能です。特に地価が下がっているエリアでは、なおさら売却は至難の業となります。
しかし、絶対に売れないというわけではありません。特に物件を直接買い取ってくれる不動産買取会社であればスムーズに、確実に物件が売却できる可能性が高いです。
ただし、相談する会社はしっかりと選ぶ必要があります。再建築不可物件や崖地物件の取引に特化している、契約不適合責任を免責としているという2点を意識しましょう。
トラブル不動産売却センターなら！海が見える物件、駅周辺に高値がつく！
トラブル不動産売却センターは再建築不可物件、崖地物件をはじめとしたトラブル不動産に特化した不動産買取会社です。長年培われてきたノウハウと販売網があるから、他社では安値しかつかない・買い取れないような物件であっても、好条件での買取が可能です。特に駅や国道に近い物件、海が見えるリゾート需要が見込める物件に関しては、高値で買い取らせていただきます。契約不適合責任は免責なので、後から減額するようなことはありません。
「なかなか買い手が見つからない」「他社に相談したけど査定額に納得がいかない」「どこに行っても話すら聞いてもらえない」……再建築不可物件や崖地物件でこのようなお悩みがございましたら、ぜひ私たちにご相談ください。
